マルチインターフェースカメラFLOYD-4Kは、HDMIケーブル・USB/イーサネットアダプタを介したEthernet(LAN)ケーブルでの機器接続のほか、USBケーブルを使用したパソコンとのUSB接続にも対応しています。
本記事ではFLOYD-4KをパソコンにUSB接続して使用する方法について解説していきます。
<準備物>
- USBケーブル(標準付属品)
4-1. パソコン用制御ソフトウェアをインストールする
FLOYD-4Kをパソコンで使用する場合、パソコン用制御ソフトウェアのインストールが必要です。
製品付属のCD-ROM、もしくは弊社ホームページからダウンロードいただき、ご使用環境やご用途に合わせてMicroStudio(Windows専用)・Spectman for Windows・Spectman for Macのいずれかをインストールください。
インストール手順については以下記事をご参考ください。

1. MicroStudioのインストール
MicroStudioをお使いのパソコンにインストールする手順について解説します。
1.1 推奨動作環境
MicroStudioを快適に使用いただくための推奨動作環境については、使用される機能により異なります。
1.1.1 高解像度で...

1 . Spectmanの導入方法(ソフトウェアインストール)
USBカメラWRAYCAMおよびEthernetカメラFLOYDシリーズ用制御ソフトウェア「Spectman」をインストールしていきます。
1.1 推奨動作環境
まずは使用するパソコンが推奨動作環境を満たしているか確認してください。推奨...
4-2. FLOYD-4KとパソコンをUSBケーブルで接続する
付属のUSBケーブルを使用し、FLOYD-4KとパソコンのUSB3.0ポートを接続します。
パソコンのUSBポートが複数ある場合、原則USB3.0ポートに接続してご使用ください(USB2.0ポートの場合、データ転送速度が遅いためフレームレート等に影響があります)。
パソコンのUSBポート規格が不明な場合、以下記事を参考にご判断ください。

【WRAYCAM】USBポート規格(USB2.0/USB3.0)の見分け方【推奨動作環境】
現行の顕微鏡用USBカメラWRAYCAMシリーズは、すべてUSB3.0ポートへの接続を推奨しています。
お客様がお使いのパソコンに装備されているUSBポートの種別をお伺いすることがあるのですが、その際に
...
4-3. FLOYD-4Kの電源を入れる
FLOYD-4KにACアダプタを接続し、電源ボタンを押して本体の電源をONにします(青色インジケータが点灯した状態)。
4-4. ソフトウェアを起動する
カメラ電源ONかつUSB接続された状態でソフトウェアを起動すると、画面左側のカメラリストパネルにカメラ名が表示され、カメラ名をクリックするとプレビューが開始されます。
プレビュー開始後の操作は以下記事をご参考ください。

2. プレビュータブ
2.1 プレビュータブ
MicroStudioを起動すると、コンピュータに接続されているカメラは自動的に認識され、カメラサイドバーのパネル「カメラリスト」に一覧として表示されます。
複数台のカメラを同時に接続した場合、接続している全ての...

2. プレビュータブ(カメラの起動/プレビューの開始)
Spectmanを起動すると、以下のような画面が表示されます。
このとき、あらかじめカメラに接続されている(またはSpectman起動後に接続した)カメラが自動的に認識されます。
まずはプレビュー(映像の取得)を開始してみましょう。...