Spectman 取扱説明書MANUAL_SPECTMAN

12. 既知の問題

Spectmanにおいて、弊社で把握している問題点を記載しております。

※最新バージョン以外での問題も含みます。

Spectman for Windowsにおける既知の問題

Spectman for Windows1.2での問題

Spectman for Windowsに関して、現在以下の問題点が判明しております。

■全ての機種において、ビット深度12bitの静止画が撮影できない問題を確認しています。

■顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000において、解像度5440×3648での録画ができない問題を確認しています。

■以下の条件下では、プレビューフレームレートが仕様に達しない問題を確認しています。

  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度5440 x 3648
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度2736 x 1824
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-VEX120 解像度640 x 480

■以下の条件下では、録画中のプレビューフレームレートが低下する問題を確認しています。

  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度2736 x 1534
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度1824 x 1216
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA630 解像度3072 x 2048
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA630 解像度1536 x 1024
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-VEX120 解像度1280 x 960
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-VEX230M 解像度1920 x 1200
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-EL310 解像度2048 x 1534

Spectman for Windows2.0での問題

Spectman2.0に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■キャリブレーション設定時、キャリブレーションバーの移動および変更が出来ない問題を確認しています。

Spectman for Windows2.1での問題

Spectman for Windows2.1に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■キャリブレーション設定時、「実際の長さ」ボックスに整数値0かつ小数点以下第一位まで(例:0.1、0.2等)を入力した際に「OK」ボタンがクリックできない問題を確認しています。暫間的な対処として、小数点以下第2位まで入力するようにしてください。

■レイヤーモードで画像保存をする際、ファイル名を2バイト文字(全角ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベット等)で設定すると、計測オブジェクト等のレイヤー情報が削除されてしまう問題を確認しています(再度Spectmanで読み込んだ際に計測オブジェクト等が表示されない)。
ファイル名を半角英数字にて設定するか、ファイルを日本語名等にされる場合はバーンモードにて保存してください。

Spectman for Windows2.4での問題

Spectman for Windows2.4に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KをUSB3.0で接続した場合、プレビュー像にちらつき(フリッカー)が生じる問題を確認しています。
マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4Kは、現状MicroStudio1.6にてご利用ください。

■マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KをHDMI接続にて使用した際に撮影したTIF形式画像については、Spectman上で開くことが出来ません(色空間設定が異なるため)。

Spectman for Windows2.6での問題

Spectman for Windows2.6に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■新バージョン基板のUSBカメラWRAYCAM-NOA630B(ハードウェアバージョン3.0/ファームウェアバージョン3.6.5)にてハードウェアシャープネス機能を使用し、シャープネスを15以上に設定した場合、画像の端に色のついた線が見えることがある問題を確認しております。

■USBカメラWRAYCAM-NOA630B(ハードウェアバージョン3.0)を使用し、シャープネス・ノイズ除去の値を設定した後、初期値「0」に戻すと画像の上部に細い線が表示される問題を確認しております。
この問題は、カメラのUSBケーブルを抜き差しし、プレビューを再起動することで改善されます。

■撮影対象物がZ軸方向にも動いている高解像度の動画を撮影し、QuickTime Playerで再生した場合、Z軸方向に移動する箇所に正常ではない像が現れる場合があります。
本症状は内蔵プレイヤーのビデオデコーダーの問題と考えられるため、他のメディアプレイヤーにてお試しください。

Spectman for Macにおける既知の問題

Spectman for Mac1.1での問題

Spectman for Mac1.1 に関して、現在以下の問題点が判明しております。
■全ての機種において、ビット深度12bitの静止画が撮影できない問題を確認しています。

■以下の条件下では、プレビューフレームレートが仕様に達しない問題を確認しています。

  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度5440 x 3648
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度2736 x 1824
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-VEX120 解像度640 x 480

■以下の条件下では、録画中のプレビューフレームレートが低下する問題を確認しています。

  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度2736 x 1534
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA2000 解像度1824 x 1216
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA630 解像度3072 x 2048
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-NOA630 解像度1536 x 1024
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-VEX120 解像度1280 x 960
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-VEX230M 解像度1920 x 1200
  • 顕微鏡用USBカメラWRAYCAM-EL310 解像度2048 x 1534

Spectman for Mac2.0での問題

Spectman for Mac2.0に関して、現在以下の問題が判明しております。

■キャリブレーション設定時、キャリブレーションバーの移動および変更が出来ない問題を確認しています。

Spectman for Mac2.1での問題

Spectman for Mac2.1に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■WRAYCAM-NOA630B使用時、フレームレートが仕様よりも低くなってしまう問題を確認しています。

■キャリブレーション設定時、「実際の長さ」ボックスに整数値0かつ小数点以下第一位まで(例:0.1、0.2等)を入力した際に「OK」ボタンがクリックできない問題を確認しています。暫間的な対処として、小数点以下第2位まで入力するようにしてください。

Spectman for Mac2.4での問題

Spectman for Windows2.4に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■MacOS Montereyについて、マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KのUSB3.0接続に対応しておりません。アプリが起動した場合でも、一部のカメラパラメータの制御が出来ない等の問題が生じる可能性があります。

■マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KをHDMI接続にて使用した際に撮影したTIF形式画像については、Spectman上で開くことが出来ません(色空間設定が異なるため)。

Spectman for Mac2.5での問題

Spectman for Windows2.5に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■USBカメラWRAYCAM-NOA630Bの製造ロットによっては、シャープネスを50以上に設定した場合、画面の端に薄い色の線が表示される問題を確認しています。

■マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KをHDMI接続にて使用した際に撮影したTIF形式画像については、Spectman上で開くことが出来ません(色空間設定が異なるため)。

Spectman for Mac2.6での問題

Spectman for Windows2.6に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■新バージョン基板のUSBカメラWRAYCAM-NOA630B(ハードウェアバージョン3.0/ファームウェアバージョン3.6.5)にてハードウェアシャープネス機能を使用し、シャープネスを15以上に設定した場合、画像の端に色のついた線が見えることがある問題を確認しております。

■USBカメラWRAYCAM-NOA630B(ハードウェアバージョン3.0)を使用し、シャープネス・ノイズ除去の値を設定した後、初期値「0」に戻すと画像の上部に細い線が表示される問題を確認しております。
この問題は、カメラのUSBケーブルを抜き差しし、プレビューを再起動することで改善されます。

■撮影対象物がZ軸方向にも動いている高解像度の動画を撮影し、QuickTime Playerで再生した場合、Z軸方向に移動する箇所に正常ではない像が現れる場合があります。
本症状は内蔵プレイヤーのビデオデコーダーの問題と考えられるため、他のメディアプレイヤーにてお試しください。

■※MacOSのセキュリティによるものと考えられる問題※
マルチインターフェース4KカメラFLOYD-4KをM1等のApple製シリコンを搭載したMacに接続して使用する場合、Macを起動したままカメラ本体の電源OFF→再度電源ONと操作しても、Mac側からカメラが認識されない問題を確認しています。
この問題は、Macの再起動およびMac側のUSBポートからのUSBケーブルの抜き差し(Type-C変換アダプタ等を使用している場合は、変換アダプタごとの抜き差し)により解消されます。

Spectman for Androidにおける既知の問題

Spectman for Android1.1に関して、現在以下の問題点が判明しております。

■Android10.0で起動した際、再起動を促すメッセージが表示される問題を確認しています。

■静止画撮影時、撮影に失敗する問題を確認しています。

■動画撮影操作は正常に行えているように見えるが、録画終了時にファイルが生成されない(録画されていない)問題を確認しています。

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